仕事始めの6日は全国的に雪や雨 太平洋側もまとまった雨 寒の入りで厳しい寒さに
2週目(12日~17日):成人の日は広く天気崩れる
期間後半も冬の天気が続き、日本海側は雪や雨の日が多く、太平洋側は晴れる日が多いでしょう。 12日(日)は、冬型の気圧配置が徐々に緩み、高気圧に覆われるでしょう。日本海側の雪の範囲も狭くなり、晴れる所が多くなりそうです。 13日(月:成人の日)は、気圧の谷の影響を受ける所が多くなるでしょう。日本海側は雪や雨の降る所が多く、太平洋側も九州から東海にかけて所々で雨が降りそうです。現状では、寒気の南下はないため、平地で雪が降る所は少ない見込みです。成人式に出席されるかたは、足元やお召し物が濡れないようにご注意ください。 14日(火)以降は、寒気の影響を受けやすくなりますが、強い寒気が流れ込みことはないでしょう。日本海側は変わりやすい天気で、北陸から北の地域では雪や雨が降りそうです。太平洋側は広い範囲で晴れて、空気の乾燥が続くでしょう。火の取り扱いにご注意ください。 最高気温は、平年並みか高い日が多くなり、これまでのような厳しい寒さの日は少ない見込みです。札幌は0~3℃ほど、真冬日(最高気温0℃未満)の日はありませんが、凍えるような寒さが続くでしょう。仙台と新潟は、5~8℃くらいの予想です。今シーズンの冬は、雪の量が例年より多くなっている所もあります。なだれや屋根からの落雪など雪どけによる災害が発生する恐れもあります。十分にご注意ください。東京や名古屋、大阪、福岡は12℃前後の日が多いでしょう。
日本気象協会 本社 牧 良幸