新型コロナ、4週連続で増加 先週の三重県内感染状況
三重県は25日、先週(16―22日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均5・56人で、前週から64%の増加。4週連続で増えた。 県によると、1日あたりの新規感染者数は前週より130人ほど多い350人と推計される。先週中に基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は61人で、前週から14人増えた。 保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名9人▽四日市3・8人▽鈴鹿4・3人▽津4・64人▽松阪3・75人▽伊勢8人▽伊賀6・5人▽尾鷲2・5人▽熊野1・5人―となった。 感染症対策課は「感染者数は今月に入ってから増加傾向にあり、やや多い状況。年末年始から年明けにかけて、さらに感染が拡大する可能性がある」とし、感染防止対策を呼びかけている。