大塚家具社長 ハイラインズとの提携で会見(全文1)価値観は父とまったく同じ
父娘の和解でブランド価値は改善すると思うか
朝日新聞:朝日新聞の【セイザキ 00:29:52】と申します。よろしくお願いいたします。最後に勝久さんとの関係の中で、大塚社長から、いいものを長く使ってほしいと、そういう団体をつくりたいというお話ございましたけれども、具体的にはどういうような形、例えば企業体としてそういうグループをつくってお父さまに参加を呼び掛けたいということなのか、それとも、また違った形を検討されていらっしゃるのか、その辺りのお考えと、あとは今回、お父さまとの話し合いを、もし話が進んでいけばという前提だとは思いますが、今の大塚家具さんのブランドの価値というのは、これでまた改善に向かうというふうにお考えでしょうか。 大塚:まず、どういう形に具体的になるかというところについては、まだ決まったものではありません。ただ、同じ考え方を持った企業がいろいろな方法をディスカッションしながら活動できるようにしていきたいということで、また、そういった具体的な話が進みましたら徐々に皆さん方にご説明できるようにしたいと思います。 このことによって、ブランドイメージがどうなるかということについては、私たち、あるいは私自身からははっきりとは分からない、あるいはイメージというのはおそらくご覧になっている消費者の方々、あるいはプレスの皆さん方が感じることだと思いますので、私としては、できるだけ理解し合えるようにとか、あるいは同じ価値をもっと広く多くの人たちと共有できるようにといった大塚家具として志すことを一生懸命やっていくということを続けていきたいと思います。 司会:次の方。
自身の経営責任をどう考えているのか
時事通信:時事通信社の【ワタナベ 00:33:32】と申します。1点お伺いします。今回の決算の業績、3期連続のかなり大きな赤字ということになりました。これについての大塚社長の経営責任についてお伺いしたいと思います。今後、いつまでこの会社を率いていかれるのか。今後ずっと率いていかれるのか、あるいはいつかの時点で別の方に譲られるお考えがあるのか、そのお考えをお聞かせください。お願いします。 大塚:3期連続赤字ということについては、先ほど最初の、おそらくお聞きになりたいだろう質問というところでお話ししたとおりです。とにかくスピードを上げて、早く会社を良くしていくということに一番大きな責任が私にはあると思っています。 今回その責任を、もちろん私が最終責任を負うわけですけれども、でも一方で、その責任を一緒に背負ってくれるパートナーということで、ハイラインズもいらっしゃる、それからイーストモアさんもいらっしゃる。そういったところから力強いサポートとして、今回、出資をいただいているわけですから、とにかくこれをなんとしてでも早く成し遂げていくということが、私が今年一番頑張ってやらなきゃいけないことだというふうに思っています。 ごめんなさい、イージーホームです。これを成し遂げるために一番大事なのは皆さん方のサポートですので、ぜひよろしくお願いいたします。 司会:Next question. 【書き起こし】大塚家具社長 ハイラインズとの提携で会見 全文2に続く