J1アビスパ福岡DF小田逸稀、昨季2ゴールのアウェー新潟戦「自信を持って」 公式戦3連敗中「助ける人が誰か出てこないと」
J1アビスパ福岡は25日、アウェー新潟戦に臨む。昨季はリーグ戦0勝2敗。特にアウェーでは2対0で前半を終えながら後半に3失点を喫して敗れた新潟のデンカビッグスワンスタジアムの雰囲気に長谷部監督は「新潟のサポートがたくさん押しかけますよね。その量と質とすごい」とサポーターとの一体感を警戒した。 ■2試合連続の悪夢…ザヘディにまたレッドカード【動画】 昨季、そのスタジアムで2ゴールを上げているのがDFの小田逸稀だ。リーグ戦でCKから得意のヘッドでネットを揺らし、ルヴァン・カップでもヘッドで得点した。小田は「めっちゃ相性いいですよね。自信を持っていきたいと思います」と白星を誓った。 チームは公式戦3連敗中。「本当に助ける人が誰か出てこないといけないタイミングだと思う。苦しい時期なんで。チームを助けれるように」と実感を込めた。 22日のルヴァン・カップ3回戦ではウイングバックで敵陣深くをえぐってクロスを上げた。得点にはならなかったが、「サイドからのクロスは得点源として強みになる。個人的にクロスを最近ずっと練習してて、その練習の成果が出た。その本数を増やすことだったり、中に決めてもらう(質の)ことだったりを意識したい」と振り返る。 自ら上げるクロスだけではなく、味方が上げたクロスを決めることも意識する。ヘッドは、競り合いの強さ、ボールスピードともにチーム随一。「自分がクロスに入っていくっていうところも意識してやっていきたい」。相性のいいスタジアムで連敗に止める起爆剤になる。(向吉三郎)
西日本新聞社