【夏休みイベント】自由研究のテーマにも! 伊豆シャボテン動物公園で「食虫植物」に特化した植物展が開催!
●静岡県伊東市の人気観光施設『伊豆シャボテン動物公園』で開催中の「びっくり!食虫植物展」に注目!
“食”をテーマにした記事を中心に運営している「食楽web」ですが、今回ご紹介するのは、食は食でも“食虫植物”のイベント。 キモかわいい!? 食虫植物の画像をもっと見る それが、静岡県伊東市の『伊豆シャボテン動物公園』で、7月6日~9月1日の夏シーズン中に開催されているスペシャル展示「びっくり!食虫植物展」です。 「食虫植物」とはその名前の通り、虫などの小動物を食べる習性を持っている植物の総称。虫などをおびき寄せるための色や匂い、捉えるためのトラップのような形状や器官など、ある意味”背徳的”といえるような怪しい魅力を放つ食虫植物は世界中に幅広く分布しており、現生種は12科19属600種類も存在しています。 今回は、その中から、伊豆シャボテン動物公園で公開中の食虫植物をいくつかご紹介していきましょう。
いざ、めくるめく食虫植物の世界へ
食虫植物は、虫を食べることのみでエネルギーを得ているのではなく、光合成を行うことで自ら栄養分を合成して育つ能力も有しています。自生地の多くは湿った荒地や湿原で、土壌中のリンなどのミネラルや栄養素が不足しがちな土地。なので、足りない栄養分を食虫によって補給しているというわけです。
会場で展示される食虫植物は「ハエトリグサ(ハエトリソウ)」や「ウツボカズラ」、「モウセンゴケ」「サラセニア」など、メジャーなものから知る人ぞ知るマニアックなものまで幅広くラインナップ。独自の進化を遂げた食虫植物をじっくりと観察することができます。
また、期間中は展示会の様子を公式SNSにて生配信する予定とのこと。食虫植物に関する、よりディープな知識や情報が得られるかもしれないので、ぜひチェックしておきましょう。 愛好家の方はもちろんのこと、映え度抜群のキモカワイイ造形に心を動かされてしまった方、夏休みの自由研究のテーマ選びに悩んでいるお子さん……と、あらゆるニーズをまとめて面倒見てしまう魅力たっぷりの内容が嬉しいスペシャル展示「びっくり!食虫植物展」。知見が大きく広がること間違いなしですよ!