ジョージ・クルーニー、「ウルフズ」高額報酬報道を強く否定「もっとずっと少ない」
ジョージ・クルーニーが、最新作「ウルフズ」の出演料に関する誤報を強く否定したと、米Deadlineが報じている。 9月1日(現地時間)、ベネチア国際映画祭の記者会見で、クルーニーは米紙ニューヨーク・タイムズが報じた彼とブラッド・ピットの出演料について言及。「何百万ドルも何百万ドルも何百万ドルも少ない金額だ」と述べ、報道された3500万ドル以上という数字を明確に否定した。 さらに、このような誤報が業界に与える影響を懸念し、「これが標準的な出演料だと思われるのは、われわれの業界にとって良くない。ひどいことだ。そんな金額では映画を作るのが不可能になる」と語った。 「ウルフズ」は、ジョン・ワッツ監督作で、クルーニーとピットが競合する2人の「フィクサー」を演じる。同じ大物の犯罪をもみ消すため雇われた2人が、協力を強いられるという物語。ベネチア映画祭でのワールドプレミアでは、5分35秒に及ぶスタンディングオベーションを受けた。 映画は9月20日にアメリカで限定劇場公開された後、27日からApple TV+でストリーミング配信される予定。この公開形態についてクルーニーは、「われわれは(劇場で)公開されることを望んでいた。残念だ」と率直に語っている。