「町の総意」信号機設置を 十和田署に要望書 六戸7人死傷事故
9月に六戸町犬落瀬柳沢を通る町道の「旧柳沢駅交差点」で7人が死傷する交通事故が発生したことを受け、町などは30日、十和田署に対し、事故現場に信号機の設置を求める要望書を提出した。 要望書は町と町議会、町交通安全協会、町交通安全母の会の連名で「これ以上犠牲者を出さないため、町の総意として強く要望する」とした。佐藤陽大町長や町議会の下田敏美議長ら4人が同署を訪れ、高橋肇署長に手渡した。 佐藤町長は取材に「信号機設置は最も事故防止につながる手段。実現してほしい」と話した。署は「できるだけ早く回答したい」としている。 9月の事故では、乗用車が出合い頭に衝突し、3人が死亡、4人が重軽傷を負った。同交差点では、10月12日にも車同士の事故が発生するなど事故が頻発している。
デーリー東北新聞社