【レノファ山口】志垣監督の続投発表 終盤までPO争い 天皇杯で初の8強
サッカーJ2レノファ山口は30日、志垣良監督(44)が来季も続投すると発表した。 志垣監督は福岡県出身。東福岡高校を卒業に英国に渡り、選手や育成部門のコーチを経て日本に帰国。J1名古屋で通訳やコーチ、J2千葉で強化部のスタッフなどを経験し、シンガポールの年代別代表も務めた。 昨季はJ3のFC大阪で指揮を執り、今季からレノファの監督に就任。昨季20位だったチームに組織的な守備と縦に早い攻撃を浸透させ、リーグ戦では一時、4位まで順位を上げるなど終盤までJ1昇格プレーオフ争いを演じたほか、天皇杯では過去最高成績となるベスト8を達成した。 レノファは現在、残り2試合を残して勝ち点51、43失点と開幕前に掲げた「勝ち点55、45失点」が達成可能な状況。クラブはここまでの成績やコミュニケーションをとりながらチームをまとめる手腕などから続投を決めたとみられる。続投に際しての志垣監督のコメントは11月10日の今季最終戦後に発表するという。