普通列車の車輪が空転、一時進まず JR唐津線とJR筑肥線で
佐賀県内のJR唐津線とJR筑肥線で16日、普通列車の車輪が空転して進まなくなる異常が相次いで発生した。それぞれレールに砂をまくなどの対応をして、運転を再開させた。 同社によると、午前6時10分ごろ、伊万里市のJR筑肥線の金石原-上伊万里駅間で、伊万里行き下り普通列車(1両編成)の車輪が空回りする状態になった。約1時間20分後に運転を再開し、普通列車4本が1時間以上遅れ、約50人に影響が出た。 また午後6時半ごろ、JR唐津線の厳木-多久駅間で、佐賀行き上り普通列車(2両編成)の車輪が同様に空転した。普通列車2本が36分遅れ、約50人に影響が出た。 同社によると、空転は朝露や落ち葉などさまざまな原因で起きるという。2カ所の空転の関連性はないとみている。