【ボートレース】地元のホープ・沢田尚也が新品リングに交換して巻き返しを誓う
◇第６８回結核予防事業協賛 Ｇ２秩父宮妃記念杯（１０月１６日、ボートレースびわこ・２日目） 地元のホープ・沢田尚也が１日早い勝負駆けとなった。初日３、４着から巻き返しを狙った２日目３Ｒ４号艇。１周バックは三川と湯川に絡む競り合いで見せ場を作ったが、道中で後退して４着と満足のいく結果は得られなかった。相棒の４１号機は複勝率上位機の１つで、前節の吉川昭男がバランス良く中堅上位以上の足に仕上げた好エンジン。だが「何かパッとしない。ターンでの押す感じやグリップ感がしっくりきていない。直線も悪くはないけど複勝率を思えばもう少し出て欲しい」と首をかしげた。 それでも「地元なんで、何とかしたいと思っています。この大会は過去２回、準優に行けているので相性がいい。まだ１、２、５枠が残っているので、チャンスはある」とレース後に新品リングを１本交換して、試運転とペラ調整を入念に繰り返した。「めっちゃ良くなった。新品リングが利いたのかも。明日（３日目）１Ｒ１号艇、やりますよ」と手応えをつかんだようで、巻き返しに期待したい。（早野 智之）
報知新聞社
