【独自解説】韓国 “美しすぎるファーストレディ”金建希氏に今度は「ブランドバッグ疑惑」尹大統領は疑惑の捜査に“拒否権”を行使…総選挙前に揺れる韓国の今
金建希氏が大統領夫人になる前から問題になっていたのですが、2023年12月、韓国国会は金氏の『輸入車ディーラーの株価操作事件に関与した疑惑』について特別検察官を任命する法案を可決しました。 Q. 「輸入車ディーラーの株価操作事件」に対してだけ、特別検察官を任命するのですか? (李教授) 「法律には、『輸入車ディーラーの株価操作事件をターゲットにする』と書いてありますが、特別検察官が関連あると判断した他の事件も含まれるので、間違いなく『高級バッグ事件』も調べようという意向も隠れていると思われます」
尹大統領は1月、法案に対する“拒否権”を行使し、国会で再議決を要求しました。大統領室長は、“拒否権”行使の理由を「文政権で2年間捜査して起訴どころか召喚もできなかった事件」だからだと説明しています。法案を再び可決させるには、在籍議員の過半数の出席と、出席議員の3分の2以上の賛成が必要です。韓国国会はねじれているとはいえ与党の議席数は3分の1以上あるので可決される可能性は低いということです。李教授によると「尹大統領はこれまで金建希氏の言動で苦労してきた。今後、表舞台で目立った活動をさせるのは慎重になるのでは」ということです。 Q.この問題は、尹大統領にとっては「なんで今更」という話なんでしょうか? (李教授) 「10年前も2年間徹底的に調査して何も出てこなかったんです。その後、尹大統領が検察総長時代に“タマネギ男”と言われた曺国元法相を捜査し始めたら、文政権が夫人の件を持ち出して2年間捜査して容疑無しという結論が出たのに、文政権の検察が事件終了のサインをしなかったんです。そして、そのまま残っていたのをまた持ち出したということです」 (「情報ライブミヤネ屋」2024年2月21日放送)
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