【SMA50th】『SMA50th Anniversary×モンバス25th Anniversary』台風で中断→終了となるも、記憶に残るステージに
■『MONSTER baSH 2024』のステージに、綾小路翔(氣志團)、木村カエラ、CHEMISTRY、伊波杏樹、錦鯉ら豪華アーティストが集結! 【画像】拡声器をもった綾小路 翔が感謝の言葉を伝えると、会場からは大歓声が 芸能プロダクション、ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)の創立50周年記念ライブ『SMA50th Anniversary』シリーズの17弾として、『SMA50th Anniversary×モンバス25th Anniversary「五重の奏 “こ~んに~ちは~!! SMA50”」』が、8月25日『MONSTER baSH 2024』(香川県・国営讃岐まんのう公園)にて開催! 7月に北海道・岩見沢で行われた『JOIN ALIVE』に続き、音楽フェスにてSMAステージの登場となった! フェスといえば、そのときにしか観ることができないセッションや企画ステージなども見どころのひとつだが、今回の組み合わせはまさに奇想天外! 同じ事務所ということでなかったら集まらないメンツじゃなかったのでは!?(というかSMAの所属アーティストの幅広さに驚き!)という激レア組み合わせのステージ! しかもMONSTER baSHも2024年で25周年! めでたいにもほどがある! 演奏陣には堂島孝平(Gu)をバンマスに、Base Ball Bearから堀之内大介(Dr)・関根史織(Ba)、クジラ夜の街から山本薫(Gu)、そして渡辺シュンスケ(Key)というこれだけでも十分豪華なメンバーに、ボーカリストが綾小路 翔(氣志團)、木村カエラ、CHEMISTRY、伊波杏樹、錦鯉という、いったいどんなステージになるのか誰もが想像できない、いまだかつてない布陣だ! スタート時間16時05分になると錦鯉が登場。お馴染み「こんにちはー!」から漫才がスタート。音楽フェスに錦鯉の漫才、これが意外と(!?)相性がいい! お客さんのレスポンスの速さは、さすがモンバスで培われた楽しむ精神に表れていて、10分にわたる漫才もあっという間に終了。錦鯉もそのままステージに残って堂島孝平といっしょに「葛飾ラプソディー」を披露。ステージ袖をチラッと見てみてるとこれから出演するアーティストも袖でみんなで歌っているではないか! なんていい事務所なんだ!! まだ漫才と1曲しか終わっていないのにこの多幸感のなか登場したのが、意外にも今回が初のフェス出演となった伊波杏樹! 「Killer Bee」のイントロに乗せて勢いよく登場したと思ったら「雨にも風にも負けず盛り上がるぞー!」と初のフェスとはまったく思えないアジテーションでお客さんを煽りまくる! その力強さに負けず劣らずお客さんもジャンプと手拍子で反応。雨が若干、強くなってきたのもなんのその「音楽と心を繋げる準備できますか?」とMCを挟んで、次曲ロックステディナンバー「Discover」ではフェスらしい心地良さを作り上げた。 人生初の夏フェスとは思えないパフォーマンスを披露した伊波の次に登場したのがCHEMISTRY! CHEMISTRYはモンバス初出演! 雨はさっきよりも若干強い。川畑 要の「予定どおり嵐になってきたぞー」で盛り上がるお客さん。楽しまなきゃ損といわんばかりにデビュー曲「PIECES OF A DREAM」では老若男女、お客さんが“ハンパは夢のひとかけらが~”の合唱をしたかと思ったら、ライブアンセム「Let’s Get Together Again」で会場は“ラララ”の大合唱に。雨が屋根を打つ音に負けないぐらいのCHEMISTRYの歌声とお客さんの声が会場内で鳴り響いた。 次に登場したのが木村カエラ。キュートさはそのままに「Magic Music」でお客さんをジャンプの嵐にさせ、一瞬にして木村カエラ色に塗り替える。「SMAは50周年。モンバスは25周年。私はデビュー今年20周年」と、それぞれの周年に一同拍手。木村カエラ20周年のなかでも大事な曲のひとつ「Butterfly」のイントロが鳴ると、会場からはどよめきが。心を込めて歌う姿と歌声に引き込まれているお客さんの姿がとても印象的なシーン。「歌える?」のひと言をきっかけに会場内は幸せに包まれた空間に仕上がった。 そして、このSMA50thステージ最後のボーカリストを飾るのが綾小路 翔(氣志團)。のはずが!! なんと先ほどから降り続いていた雨が強くなり、しまいには雷も激しくなる始末。安全確保のため急遽ライブは中断。いったん出演者はステージから下がり主催者の判断をと状況を見ていたが雨もさらに強くなり、これ以上のライブは困難と判断され残念ながらここで終了。 まさかの展開となってしまったがここはやはり安全第一。やむなくSMA50thステージモンバス編はここで終了となってしまったが、最後まで客席で待っていてくれていたお客さんの前にSMA50th出演者全員がステージへ再登場。拡声器をもった綾小路 翔が状況を説明しながらも、モンバスでこのステージを作ってくれたことへの感謝の言葉を伝えると、会場からは大きな拍手が。 素晴らしくも最後はまかさの結末となってしまったステージではあったが「この続きはまた来年SMA51周年、モンバス26周年で」と終始明るいトークでにぎわっていた楽屋トークに、SMAの底力と強さを垣間見ることができた、そんな一夜であった。 余談で… 打ち上げ後にとあるbarへ行ったメンバー。 barに置いてあったピアノを渡辺シュンスケが弾き、綾小路 翔が歌い、他メンバーが合唱するというインスタライブを行ったらしい…SMAさすが!!
THE FIRST TIMES編集部