愛媛の夏の風物詩!宇和島市の「牛鬼まつり」最終日&江戸時代からつづく伝統「きうり封じ」
この猛暑の中、宇和島市の「牛鬼まつり」がきょう最終日を迎え、巨大な牛鬼が市内を練り歩きました。西条市ではキュウリに病を封じ込める奇祭も。愛媛の夏の風物詩を取材しました。 きょう宇和島市の中心商店街に集結した、17体の牛鬼。担ぎ手たちの威勢のいい掛け声が響く中、呼び物の「親牛鬼のパレード」に臨みました。 香川から: 「本物の牛鬼を見てみたかったので、初めて見られて良かった。こんなに大きいと思っていなかったので、楽しい」 愛南町から: 「孫に見せてあげるために来た。すごいね、ここの牛鬼は迫力があって、見ていて楽しい」 最高気温34.4℃を観測したきょうの宇和島。担ぎ手たちは時折水分補給をしながら、威勢よくまちを練り歩きました。うわじま牛鬼まつりは、今夜和霊神社の周辺で行われる走り込みで、フィナーレを迎えます。
キュウリに病気や願い事を封じ込め、無病息災を願う「きうり封じ」が愛媛県西条市の寺で行われました。 西条市の世田薬師で江戸時代から300年以上続く夏の伝統行事「きうり封じ」。土用の丑の日に、キュウリに治したい病名や身体健康などの願い事を書いた札を貼って、身代わりになってもらうことで無病息災を願います。 今治市からの女性: 「主人のお墓がここにあるのでお墓詣り。あとは息子の交通安全と自分の身体健康」 新居浜市からの男性: 「この酷暑の暑さやけん何とかこの暑さを無事凌ぎたい」 祈祷を終えたおよそ6000本のキュウリは、住職らの手で寺の裏山の穴に次々と投げ込まれていました。