イスラエル軍による軍事活動の戦術的な停止は、ガラント国防相が承認したものだという

（ＣＮＮ）　パレスチナ自治区ガザ地区に支援物資を搬入するためガザ南部の特定のルートに沿ってイスラエル軍が軍事活動の「戦術的な停止」をすると明らかにしたが、イスラエル軍のハガリ報道官は、今回の軍事活動の戦術的な停止はガラント国防相が承認したものだと述べた。 ハガリ氏は、戦術的停止を誰が決断したのかというＣＮＮからの質問に答えた。 ハガリ氏によれば、占領地政府活動調整官組織（ＣＯＧＡＴ）と南部司令部が最初にこの種の決定を下し、その後、状況に応じて指揮系統からの承認を得ることになるという。 ハガリ氏は、この種の決定は政府や内閣の承認が必要かとの質問に対し、「この種の決定は必ずしも内閣の承認を必要とするものではなく、防衛相によって承認された」と述べた。 イスラエルの情報筋によれば、ネタニヤフ首相は戦術的停止について初めて聞いた際に不満を示した。ネタニヤフ氏はその後、軍幹部に連絡を取り、ガザ南部ラファでの戦闘が継続すると保証されるまで、戦術的停止は受け入れられないと伝えたという。