大谷翔平元通訳、水原一平被告の違法賭博問題を米国でドラマ化へ 「富と名声の罠に迫る」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)の銀行口座から金を盗み、不正送金した罪に問われている元通訳の水原一平被告(39)を巡り、米国で映画やドラマの制作を手掛ける会社が、今回の違法賭博問題を題材にテレビシリーズのドラマを制作することになった。 米放送局のCBSスポーツ(電子版)など複数の米メディアの報道によると、ドラマの制作を手掛けるのは「ソウ」や「ラ・ラ・ランド」などの制作を手掛けてきた「ライオンズゲート」。ドラマのプロデューサーは、優秀なブロードウェイ作品に贈られる「トニー賞」を受賞した経験を持つスコット・デルマン氏で、数々の人気ドラマを手掛けてきた。 制作には、老舗雑誌「スポーツ・イラストレーテッド」の元編集者で、スポーツ賭博に関する著書があるアルバート・チェン氏も加わる。タイトルや放映時期などは未定だという。 米国のエンターテインメント情報を取り扱う専門サイト「デッドライン・ドットコム」は、「私たちは物語の核心、信頼と裏切り、そして富と名声の罠に迫る」とするチェン氏のコメントを紹介した。 水原被告は、銀行詐欺などの罪を認める司法取引に応じており、14日(日本時間15日)にはロサンゼルスの連邦地裁で罪状認否が行われる。