賑わい戻る観光地 年末年始はスタッフ総出でおもてなし!“道後最大の温泉旅館”の年越しに密着
夕食30分前、レストランには客室係2年目の白石さんの姿が。 白石さん: 「この2つの席に私が3名で置くのでそれ以外のところに置いてもらってもいいですか?」 調理場から運ばれてきた料理を客室係のメンバーがそれぞれのテーブルへと手際よくセッティングしていきます。 新鮮なアワビに…お肉!華やかな料理の数々が並び、無事夕食の準備が整いました。
河内会長: 「左右オーライ」 河内会長、次はバスのハンドルを握ります。超繁忙期!出来る仕事は何でもします! 河内会長: 「毎年必ずこれくらい賑わっていますからね。ある意味“ちゃんとした大晦日がきたな”という感じですね。『ここがよかった・悪かった』ということをお客さまとの会話を通じで情報が入ってくるので、このボンネットバスの中というのは非常に宝庫ですよ」
午後8時半、夕食を終えた家族連れなどがホールに集まってきました。 スタッフ: 「大晦日カウントダウンナイトフェス始まります、皆さん拍手ー!」 三味線や太鼓の音頭に合わせて始まったのは、年末の恒例イベント「もちつき大会」です。 Q愛媛で過ごす年末は? 東京から: 「景色もいいし全部料理がおいしいし来てよかったです」
河内会長: 「日本人が一番大切にするのが大晦日と元日だと思うんですね。 そのときに道後温泉を選んでくださって、そのご期待に添うようなおもてなしと接遇、料理、環境の全てをご提供するのが、私たち宿泊事業者の最大の役目ですね」 と言う河内会長ですが、怒涛の一日に… 「ヘトヘトです、早く帰りたい」
大晦日からつづく怒涛の時間も「お客様に感動を与えたい」
年が明け、まだ夜が明けきれぬ中、厨房では作業にあたる人たちの姿がありました。 Q大晦日の夜は眠れた? 神谷料理長: 「きょうのことを考えたら寝れんです」 朝食の準備です。一本一本焼き上げるだし巻き卵に、ローストビーフ。 そして、この日のメインはお正月ならではのおせち料理です。新年のスタートにふさわしい華やかな料理が出そろいます。