バイデン氏、撤退しなければ大統領選「勝てた」 退任控え米紙取材で
バイデン米大統領(82)は退任を控えて米紙USAトゥデーのインタビューに応じ、昨年11月の大統領選から撤退しなければ、自身がトランプ次期大統領(78)に勝利することができたはずだとの考えを示した。ただし、さらに4年間の任期を全うするだけの活力があったかどうかは「分からない」と述べた。 インタビューは8日付で掲載された。バイデン氏は、大統領選で勝利できたと思うかと問われ、「おこがましいが、世論調査に基づけばイエスだと思う」と答えた。 一方で、あと4年間も大統領職を務めるだけの活力があったと思うかという質問には「分からない」と回答した。「トランプ氏が再選に向けて立候補したとき、私が彼を打ち負かせる可能性が最も高いと考えた。だが、85歳や86歳で大統領を務めるつもりもなかった。だから(次世代に)バトンを渡すことに言及した」と振り返った。
朝日新聞社