平地でも積雪 路線バスが運転見合わせ スリップ事故は100件以上 小中学校が臨時休校も 福岡県
RKB毎日放送
福岡県や佐賀県では、大雪のおそれはなくなりましたが、平地でも雪が積もっているところがあり、交通機関にも影響が出ています。 【写真で見る】平地でも積雪 スリップ事故は100件以上 福岡県朝倉市では、10日朝、あたり一面、真っ白な雪に覆われていました。 飯塚市の平地でも雪が積もり、ゆっくり歩いて通勤する人たちの姿がみられました。 RKB 金子壮太 記者 「福岡市天神です。横断歩道の前の道路は凍って滑りやすくなっていて、非常に危険な状態です」 10日の最低気温は、福岡県添田町でマイナス7.2℃、福岡市でマイナス2.1℃など、福岡・佐賀のすべての観測地点で氷点下となっています。 スリップ事故も各地で相次いでいて、福岡県警には事故の通報が100件以上寄せられているということです。 気象台は引き続き、積雪や路面凍結による交通障害に注意するよう呼びかけています。交通機関にも乱れが出ています。 西鉄の路線バスは、福岡地区と北九州地区で始発から運転を見合わせていましたが、一部路線で順次再開しています。 高速道路は福岡・北九州都市高速が全線で通行止め。 九州道の門司から福岡、東九州道の北九州ジャンクションから中津、長崎道の佐賀大和から武雄北方が通行止めとなっています。 一方、北九州市は、公立の小・中学校を臨時休校としたほか、福岡市も一部の学校で登校時間を遅らせました。 受験生の保護者 「きょうは雪で危ないと思ったので一緒に来るようにした」 このほか、10日入学試験が行われている東福岡自彊館中学校では、試験の開始時間を1時間遅らせる対応を取っています。
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