ヌートバーが2試合連続本塁打の3号ソロ 打率1割台と苦しむもようやく見えた復調の兆し
◆米大リーグ ブルワーズ―カージナルス(9日・米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリー・フィールド) カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(26)が9日(日本時間10日)、敵地・ブルワーズ戦に「2番・左翼」でスタメン出場し、3回2死走者なしの2打席目に、2試合連続本塁打となる3号ソロを放った。 昨季のWBCで1番打者として侍ジャパンに勢いをもたらしたヌートバーがようやく勢いに乗ってきた。4点を追う3回2死走者なしの2打席目。カウント1―1から、右腕・マイヤーズの94・2マイル(約151・6キロ)の直球を捉えると、センターバックスクリーンに3号ソロを運んだ。 ろっ骨骨折のため開幕戦には出場できずに出遅れたヌートバー。4月12日(同13日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦で今季初出場を果たすと、いきなり同試合で本塁打を放って順調な滑り出しを見せたかに思えた。だが、なかなか調子が上向かずに4月下旬からは打率1割台。この試合が24試合目の出場だが、ここまで複数安打は1度もなかった。 それでも7日(同8日)の本拠地・メッツ戦で22試合ぶりの2号を放つと、この試合でも2打席目に2試合連続アーチ。復調の兆しが見えてきた。
報知新聞社