セビージャ、アトレティコからMFサウールをレンタル移籍で獲得! 1年間の延長OP付き
セビージャは15日、アトレティコ・マドリードからMFサウール・ニゲスをレンタル移籍で獲得したことを発表。レンタル期間は2024-25シーズン終了までで、1年間の延長オプションが付帯していることを併せて伝えている。 【公式発表】サウール・ニゲス加入を発表したセビージャ 1994年11月21日生まれのサウールは現在29歳。アトレティコ・マドリードのカンテラ出身で、2012年3月にトップチームデビューを果たすと、“シメオネイズム”を体現する選手としてクラブ公式戦通算427試合に出場し48得点26アシストを記録。ヨーロッパリーグ優勝を始め、計4タイトル獲得にも貢献した。2013-14シーズンにレンタル移籍したラージョ・バジェカーノから復帰後は確固たる地位を築き、2017年夏には契約期間9年という大型契約を締結。が、徐々にチーム内での序列が低下。かつてはクラブにおけるアンタッチャブルな存在とまで言われてきた同選手だったが、2021年夏にチェルシーへとレンタル移籍することになった。 そのチェルシーでも、出場した公式戦が『23』にとどまるなど、プレー機会は限定的に。レンタル期間満了後は、再びディエゴ・シメオネ監督のチームの一員となるが、信頼を取り戻すには至らず。2023-24シーズンは公式戦49試合でプレーしたものの、26試合がベンチからのスタートだった。 今夏にシメオネ監督から構想外を告げられ、3度目のアトレティコ・マドリード退団が確実視されていたサウール。セビージャにおける4人目の新戦力として迎えられたわけだが、ガルシア・ピミエンタ新体制の下で再出発を図るチームとともに、サウールもアンダルシアの地で再起を誓う。
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