感謝祭発祥の地マサチューセッツ州・プリマスに残る、不穏な都市伝説とは‥‥ 映画『サンクスギビング』
鬼才イーライ・ロス監督によるサイコ・フェスティバル・スリラー、映画『サンクスギビング』の特別映像が公開された。 クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督がタッグを組み、映画ファンの間で‟伝説のホラー映画“として語り継がれている『グラインドハウス』。当時、映画本編2本と実在しない映画の予告映像4本で構成された同作の中で上映されたが、その中のイーライ・ロス監督によるフェイク予告映像『感謝祭(Thanksgiving)』がついに長編映画化される。 ホラー界の鬼才・ロス監督が約10年ぶりに本格ホラーに挑み「これ以上の映画は撮れない。思い残すことはない」と断言する本作だが、全米での大ヒットを受けて、早くも続編の製作も決定。ロス監督も「自分たちが作ったものを超えるつもり」と意気込んでいる。 この度公開されたのは、本作に登場する、お面を被った謎の殺人鬼ジョン・カーヴァーにフォーカスした特別映像。舞台は感謝祭発祥の地マサチューセッツ州・プリマス。1年に1度の感謝祭に沸き立つ人々だったが、突如ダイナーで働く女性が惨殺される事件が起こる。 そこから、ひとりまたひとりと消えていく住民たち。殺人鬼のやり口は残虐そのもの。調理器具を凶器にして、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模して殺戮していく。お祭りムードから一転、町は連続猟奇殺人の恐怖に包まれていく。 そしてなんと、殺人鬼が被っているお面の‟ジョン・カーヴァー”はなんと実在の人物。1620年にメイフラワー号で上陸した清教徒「ピルグリム・ファーザーズ」が入植した地、プリマス植民地の創設者がこのお面の人物ジョン・カーヴァー。そんなジョン・カーヴァーには不穏な都市伝説も。入植後、彼の周りでは50人もの清教徒仲間が次々と謎の死を遂げたという。ジョン・カーヴァーの死後にその不可解な現象は収まり、彼の死体は放置され朽ち果てたが、その魂はいまもプリマスの町を彷徨っているという‥‥。 本作では、迎える感謝祭(サンクスギビング)当日、町のパレードはそんなジョン・カーヴァーのお面を被った人々で溢れかえり、犯人探しは一層困難を極める。果たして、実在のジョン・カーヴァーのお面に身を隠した殺人鬼は何者なのか。 映画『サンクスギビング』は、2023年12月29日(金)より全国公開。
otocoto編集部
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