チームトップの１２勝目を飾った才木（右）とハイタッチする岡田監督（撮影・伊藤笙子）

　「ヤクルト０－６阪神」（７日、神宮球場） 　阪神がヤクルトに快勝し今季３度目の５連勝で今季最多タイの貯金８とした。初回に森下が先制適時二塁打、大山も中前へのタイムリーで続くと、１死一塁から佐藤輝が２試合連続の１３号２ランで一挙４得点。九回に大山がダメ押しの１４号２ランを放った。先発の才木は６回８安打無失点で自己最多更新の１２勝目。岡田監督の一問一答は以下の通り。 【写真】緩んだ口元　ご機嫌ぶりを隠し切れない岡田監督 　　◇　　◇ 　－才木の投球は。 　「変化球甘かったんやな。二回は特にな」 　－点を与えないのも“らしさ”か。 　「もう五回で代えてもええけど、ビーズリーとちゃうからのう、才木は。そんなもん、五回で代えて勝ち投手じゃな。そんなんじゃアカンからな。１００（球）超しとったけどな、ちょうどええ打順のとこやったからな、あと１回な、頑張れ言うたよ」 　－規定投球回に達した。 　「もう達したんか。そんなんは別に意識はしてないと思うけど。勝ち頭やからな、まだ（最多勝の）チャンスあるからな、分からへんから最後までな」 　－佐藤輝は前日に続きいい場面で本塁打。 　「今日なんか、ほんと少ないチャンスでな、あそこでやっぱり２点で終わるのとな、次の２ランいうのは大きいよな」 　－神宮にあったスイングなのか。 　「いやいや、練習の時からものすごいフォローというか、飛ぶやろ、ボール。大山なんか全然引っ張ってないやん。なんかよくボール飛ぶよ。昨日から思ってたけどな、フリーバッティングの時から」 　－よく振れているということか。 　「いや、それは分からん（笑）。ちゃんとええポイントで打ってるから、やっぱり飛ぶというのもあるしな」 　－連勝よりも一戦一戦か。 　「うん。また明日で甲子園に帰るし、明日な、ええ形で勝てればいい」