【特集】おむつが定額で使い放題『おむつサブスク』広まる 毎日持ち込む保護者の負担を軽減…保育園側にもメリット <宮城>
おむつに関わる負担の軽減は、保護者だけの課題ではない。 国の調べによると、保育士の有効求人倍率は今年1月で3.54倍と全職種の平均1.35倍を大幅に上回り、人材確保と現場の負担軽減が大きな課題となっている。 保育士 「(おむつを)きょう何枚貸し出しましたというところで、同じ枚数返していただくという作業があって、その事務作業がゼロになっているので、負担軽減。保護者にも保育士にも軽減になっている」 おむつのサブスクを提供するBABYJOB(ベビージョブ)では、女性の働き方の変化もふまえ子育ての環境も変化していく必要があると訴えている。
BABYJOB(ベビージョブ)・上野公嗣代表取締役 「保護者は苦労してこそ子育てに実感がわくんだとか、子どもには手をかけてこそ愛着が生まれるんだという考え方がすごく強く根付いている。これは間違えた考え方ではないけど、いまの保護者の忙しさとかタスクの量を考えると、(保護者は)声をあげていいんだよという文化にしていかなければ子育てしやすい社会にならない」 保護者にとっても保育士にとっても、ゆとりのある子育ての時間を確保するために、おむつのサブスクに注目が集まっている。