松重豊、劇場版「孤独のグルメ」のフランス上映を熱望「この映画を買ってください!」
俳優、松重豊(61)が4日、第37回東京国際映画祭の一環として都内で行われた主演作「劇映画 孤独のグルメ」(来年1月10日公開)のジャパンプレミア舞台あいさつに出席した。 テレ東系連続ドラマシリーズの劇場版。主人公・井之頭五郎が長崎・五島列島、パリ、韓国でスープ探しの旅をする。 午後6時半過ぎに登壇した松重は「おなかが空いているときにすみません」とニヤリ。「12年前にテレビ東京の深夜ドラマとして始まった小さな番組が、東京国際映画祭でごらんいただけて感無量です」と喜んだ。 今作では脚本と監督も担当。「一度だけ出演してもらったポン・ジュノさん(韓国の映画監督)に手紙で『監督してくれない?』と言ったら、『忙しいから無理だ』と。返事をもらった夜に『俺、やってみようかな』と思った」と秘話を明かした。 映画は第29回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門に正式出品。「フランスでやれて(上映できて)いないので、ぜひこの映画を買ってください!」と訴えかけた。