巨人・梶谷が引退会見…坂本らから花束贈呈

引退会見に出席した巨人・梶谷隆幸【写真：松本洸】

　まさかの“サプライズ”に笑顔が広がった。巨人・梶谷隆幸外野手が23日、東京都内で引退会見に臨んだ。会見では「とにかく体がついていかないというところのみで決断をしました」と引退理由を明かし、「美しくて強い妻なので。すごく背中を押された」と愛妻の存在にも感謝を述べた。涙はなく終始明るい引退会見となったが、終了後には同僚が登場する場面が話題を呼んだ。 【実際の様子】巨人・梶谷の引退会見で広がった“異例の光景”　ファン涙「良いチームすぎる」 　引退会見が終わると、横浜の同期入団でもある巨人の北篤球団広報から花束を贈呈された。その直後に同学年の坂本勇人内野手が登場。さらに、菅野智之投手、小林誠司、大城卓三両捕手、門脇誠内野手、長野久義、佐々木俊輔、浅野翔吾、重信慎之介、立岡宗一郎、オコエ瑠偉の6外野手の計11人がサプライズで姿を見せた。 　苦楽を共にしたジャイアンツナインのまさかの登場に、梶谷は思わず笑顔。花束を手渡され、握手を交わし、最後は全員で写真撮影に臨んだ。この光景にファンも感動したようで「豪華メンバーですね。それだけ慕われてた証」「これは泣く」「良いチームすぎる！」「慕われてたんだなあ」「梶谷選手の人柄を表している」「素敵すぎる」「めちゃくちゃ愛されてたんやなぁ」などとコメントが寄せられた。 　梶谷は横浜、DeNAを含めて18年の現役生活で1064試合に出場し、980安打、打率.270、126本塁打、441打点、162盗塁を記録。会見では今後についても言及し、「先ほど球団からありがたいお話しをいただいたけど、一度ちょっと野球を離れたい思いがありまして、その旨を伝えさせていただいた。自分が何をしたいか、どこに向かっていきたいか、しっかり考えたいと思います」と語った。