半導体産業強化で連携協定 ふくおかFGと三菱UFJ銀
ふくおかフィナンシャルグループ(FG)と三菱UFJ銀行は7日、九州の半導体産業強化に向けて連携協定を締結したと発表した。 ふくおかFGの取引先である地場の中小企業と、三菱UFJが持つ大企業、海外企業とのネットワークをつなげ、九州の半導体サプライチェーン(供給網)強靱(きょうじん)化を図る。 地銀とメガバンクが半導体分野で個別に手を組むのは異例。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本県進出を機に九州での関連投資が拡大する中、資金需要の取り込みを加速させる狙いもある。