クロスコがキャンペーンの広告媒体に利用できるレンタルメタバースの展開を開始
動画配信事業を行うJストリームの子会社で企業の映像制作やライブ配信支援事業のクロスコは、キャンペーンの広告媒体に利用できるレンタルメタバース(仮想空間)の展開を始める、と8月21日発表した。第1弾で夏限定のメタバース「BEACH BAR」を開設した。広告主は構築済みのメタバースに装飾を加えることでプロモーションが実施できる。
クロスコは、会議室などのレンタルスペース予約プラットフォーム「instabase(インスタベース)」上で1月からメタバーススペースのレンタルサービスを提供している。今回、独自に開発したプライベート催事用のメタバースをキャンペーンの広告媒体に使えるサービスを導入した。BEACH BARは海に囲まれたビーチに建つレトロな感覚のバー。 通常のプロモーション用メタバースは広告主が不特定のユーザーに提供するが、レンタルメタバースは利用者がメタバースを貸し切ってプライベートな催しを開き、友人や知人と自由な会話が楽しめる。利用者はスポンサードされた空間が割安でレンタルでき、広告主は開発費用を負担することなく媒体費用でキャンペーンでの活用が可能になる。