相手打者の様子がおかしくなる…育成10位の怪腕・前田純の“魔球”チェンジアップがエグすぎる
9月29日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、ソフトバンクの“育成10位の怪腕”こと前田純が、“魔球”ともいうべき変化を見せるチェンジアップで、日本ハムの強打者たちを相次いで翻弄した場面について、野球解説者の里崎智也氏が言及した。 【映像】“魔球”チェンジアップがエグすぎる! 新外国人・ダウンズの先頭打者アーチでいきなり1点の援護をもらい、その裏のマウンドに上った前田は、1死から2番・松本剛にライトへと運ばれて走者を出すも、ここでいきなり“魔球”チェンジアップを解禁。まず3番・マルティネスに対しては、内外に投じたストレート2球で早々に追い込むと、勝負の3球目は、外へと投じた123キロのチェンジアップ。その球速差に惑わされたのか、マルティネスはまさかの3球三振に。これで2死とすると、4番・レイエスに対しては、カーブが上手く決まらずにボール先行でカウント3-1となるも、5球目、真ん中高めいっぱいのストレートでファウルを打たせてフルカウントとした上で、最後は大胆にもほぼど真ん中へと123キロのチェンジアップ。打ちに行ったレイエスはまったくタイミングが合わず、あえなく空振り三振となった。 この日の前田は、“魔球”のようなチェンジアップが冴え渡り、終始、日本ハムの強力打線を翻弄。打者目線では、想像以上にブレーキがかかる球なのか、振り出した後でその“絶妙な遅さ”に惑わされ、待ちきれずに大きく空振りする場面や、軌道を掴みきれずにぎこちない空振りをする場面が相次ぐこととなった。 10月4日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、こうした前田の独特なチェンジアップについてVTRを交えながら紹介。里崎氏は「このチェンジアップが、初対戦ということで、万波(中正)選手もそうでしたけれど、アジャストしづらかったのではないかと思う」と、日本ハム打撃陣がすっかり翻弄される形となったことを指摘した上で、このチェンジアップの“打者目線での見え方”について「思ったより来ねえな…みたいな」コメント。 また、ネット上の野球ファンからは「なんなんだよこのチェンジアップwww」「ピンチになったら魔球解禁するところ好きすぎるわw」「杉内を彷彿とさせるピッチングスタイル…あんた最高だよ」「ロッテファンだけど、マジで良いピッチャーだな バンクすげえわ」「淡々と投げ込む感じが好きすぎる。しかも四死球0は美しすぎる」「い、育成10位ぃ?!??!?凄すぎる」「最初だから変化球が効くってのはあってもホークス選手として挨拶がわりのフォアボールがないのは素晴らしすぎる」といった様々な反響が寄せられている。 (ABEMA『バズ!パ・リーグ』)
ABEMA TIMES編集部