「いやぁ困った...ここで出てほしくない日本人選手」石川祐希の終盤投入に敵地メディアは愕然… ペルージャが相手の粘りを振り切り開幕7連勝で単独首位!
同様の展開が予想された第3セットだったが、ターラントの大奮闘で混戦へ。中盤にミスが続き劣勢を強いられたペルージャは、武器のサーブでわずかながらリードを奪い返す。しかし、2点リードで迎えた終盤、サーブミスの連発に加え、誤打と被ブロックで連続ブレークを許して23-23とされてしまう。そこでプロツニスキーに替え投入されたのは石川。すぐさまレセプションでサイドアウトを演出してマッチポイントを引き寄せ、チームの背中を押す。チャンス3回を阻まれたところでプロツニスキーをコートへ戻すが、その打球をブロックで阻んだ相手が29-29として粘る。ここにきてサーブが入らず足踏みしたペルージャだったが、最後は立て続けにラリーをものにして7回目のマッチポイントで決着。ストレート勝利で勝点3を積み上げ、単独首位へ返り咲いた。 試合終盤にリード3点から追い上げを許した場面で起用された石川。短い時間の出場ながらその存在感で、浮足立ったチームに落ち着きをもたらした。 現地中継でターラントのホーム戦を実況担当するフランチェスコ・カロ氏は、選手交代で石川に声がかかると、「誰が呼ばれたか見てください!イシカワです!いやぁ、これは困った。ここで出てきて欲しくないのがこの日本人選手。ターラントにとって非常に厄介で甚だしく危険な選手がコートインしました」とコメント。“イシカワ”の登場に震え上がった。 今週、欧州王座を争うCEVチャンピオンズリーグ(CL)の本戦がいよいよ開幕する。リーグ今節から15日間で5試合をこなす過密日程へ突入したペルージャは、石川を温存したとみて良さそうだ。 次戦は、中2日で迎えるVK ジホストロイ・チェスケー ブジェヨヴィツェ(チェコ共和国)とのCL初戦(日本時間11月13日午前4時30分開始予定)。石川は欧州での初舞台を、サポーターの声援が響く本拠地パラバルトンで迎える。 構成●THE DIGEST編集部
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