千葉県市原市に住む50代の男性がSNSを通じた架空の投資話で、現金6200万円余りをだまし取られました。 　千葉県警は高額の詐欺事件として捜査しています。 　被害に遭ったのは市原市に住む53歳の無職の男性です。 　県警によりますと男性は2024年5月、投資グループを装ったSNSグループに招待され、投資家のアシスタントをかたる人物らから「先生の大口取引戦略に従えば利益が出る」などといううそのメッセージを受け取りました。 　話を信じた男性は、2024年10月までの約5か月間に、インターネットバンキングなどを通じて指定された複数の口座に9回に分けて、あわせて約6260万円を振り込んだということです。 　男性は、スマートフォンで儲けが出ているように装った偽のサイトを閲覧し、利益が4億円に達したところで現金を引き出そうとしたところ、高額な保証金を要求されたうえ、この投資グループと連絡が取れなくなったことから、騙されていたことに気がつきました。 　県警は高額の詐欺事件として調べを進めています。