豊昇龍、「来場所、死ぬほどやり返す」2度目Vを逃した悔しさに取材断るも言葉発する【大相撲九州場所】
◇24日 大相撲九州場所千秋楽(福岡国際センター) 大関豊昇龍(25)=立浪=は、1敗で並んでいた琴桜(27)=佐渡ケ嶽=との大関同士による結びの一番にはたき込みで敗れ、2度目の優勝はならなかった。 大一番に敗れた豊昇龍は、引き揚げてきた支度部屋のふろ場で「クソーッ!」と絶叫。囲み取材も「今日はやめてください」と両手で×マークをつくり断った。ただ、悔しさを心に秘めておくことができなかったのか「来場所、死ぬほどやり返す。(この日の負けを)忘れない」と自身に向けて言葉を発した。 気迫にあふれ、それでいて落ち着きもあったという。ただ「仕切り線で滑った」ことは不運だった。今場所はまわしを取ることにこだわらず、立ち合いから押して前に出る好内容の相撲が続いていた。勝ち星も自己最多の13勝。「なんで13番勝って優勝できないんだ」と、やりきれない思いをこぼした。
中日スポーツ