米スーパー・マイクロ・コンピューター、監査法人が辞任-株価急落
(ブルームバーグ): アーンスト・ アンド・ヤング(EY)は、経営難のサーバーメーカー、米スーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)の監査法人を辞任した。SMCIのガバナンスと透明性に懸念があることが理由だという。
30日公表されたSMCIの当局提出文書によると、同社の誠実さと倫理に対するコミットメントにEYは疑問を提起した。これより先にウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、SMCIが会計規則に違反したとする元従業員の告発について米司法省が調査を開始したと報じていた。
SMCIは新たな監査法人探しに着手したとも、文書では説明している。
監査法人の辞任を受け、SMCI株は30日の取引で一時34%下落した。
原題:Super Micro Computer Auditor Ernst & Young Quits Amid DOJ Probe(抜粋)
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Dana Wollman