静岡・伊東市で遺体安置所の運営訓練実施 大規模災害に備えて
大規模災害に備え、遺体安置所の運営訓練が静岡県伊東市で行われました。 災害時の遺体安置所に指定されている、伊東市民体育センターで行われた訓練には、市の職員や警察官らおよそ40人が参加しました。 初めて行った遺体安置所の設営訓練では、体育館全体にブルーシートを張り、50分ほどかけて机などを配置しました。 また人形を遺体に見立てて警察官が検視を行い、事件性がないか調べる一方、歯科医師が歯の治療痕などを鑑定し身元の確認を行いました。そして遺体を遺族に引き渡す手続きも全員で確認していました。 市の担当者は「訓練での改善点を検証し今後に生かしていきたい」と話していました。