《衝撃》湖で写った群れ「見える点はすべてブラックバス」
魚の生態について科学的な見地からも検証を欠かさない大津さんが、最先端魚探を導入していくのは必然。今ではライブスコープの使い手となり、トーナメントやルアー開発に役立てている。そんな大津さんがライブスコープの特徴と可能性、そしてライブサイトのコツをティムコ本社で解説してくれた。 【画像】ライブスコープ凄すぎ…「水の中が丸見え」じゃないか!
大津清彰(おおつ・きよあき)
ティムコスタッフとしてヒットルアーを多数プロデュース。競技者としての腕前も超一流で、TBCトーナメントやH-1グランプリ、艇王などで優秀な成績を納めてきている。ライブスコープの可能性にいち早く注目し、この釣りを取り入れてきた。
これまでのバス釣りの常識を覆すほどの、衝撃的な水中の真実「ライブスコープに合わせすでにバスは変化している」
魚探の進化とともに、最先端モデルをどんどん使ってきた大津さん。ライブスコープの登場には大きな衝撃を受けた。 大津「今までの魚探って、現在の真下の映像か、過去の映像しか見えないんです。でもライブスコープは、未来の映像が見える。ボートの進行方向の魚が見えるっていうのは本当に衝撃で、私はすぐに買いました。そして、まことしやかに言われてた魚の動きが、本当の部分と本当じゃない部分があるっていうのを理解してきています。これまでやってきた歴史はなんだったってくらい、そこには真実しかないので」 一般の人でもライブスコープを使う人が増えてきているが、その影響は? 大津「バスはもうスレてきているし、頭のいい魚はライブスコープが映らない、ルアーが飛んでこない場所に動いています。レンタルフィールドだったら日中になかなかエサを食わないし、そもそも禁止エリアがあるならそこにいたりとか。だから、むしろ最近はライブが映りにくいシャローが生きているようなこともありますね」 ソナー自体のプレッシャーもあるのでしょうか? 大津「音波は基本的に一定で出てるから僕は関係ないと思うんです。ただ、ボートに近寄ると釣られてしまうということを経験し、学習していく。人間が考えるほど、バスは固定的な考えで動いてるわけじゃないし、もっと学習して、もっと進化しているんです」