カブス鈴木誠也、盗塁で左脇に送球直撃で「固まる感じがあった」肉離れ予防に途中交代
◆米大リーグ レッズーカブス(7日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク) カブスの鈴木誠也外野手が7日(日本時間8日)、敵地のレッズ戦に「2番・右翼」で先発出場。初回に捕手からの送球を受けた左脇腹の痛みからか、6回裏の守備からベンチに退いた。1打数無安打2四球1盗塁で打率は2割6分1厘。 第1打席、四球で歩くと今季3個目の盗塁に成功。捕手スティーブンソンの送球が左脇腹を直撃しトレーナーとカウンセル監督らが駆け付けたが、異常なしをアピールしてそのまま出場した。5回には今度はファウルを打った際に左脇腹をさする仕草を見せ、再び指揮官が駆けつけた。そのまま出場を続けていたが、6回裏から交代した。 鈴木は「野球をやっていれば、それもあるので仕方ない。その後振った後に、そこが固まるような感じがあったので、またこれで振って脇腹が肉離れするのが嫌だったので、大事をとって」と交代した経緯を説明。「まだ検査もしていないので、(明日の出場は)1日たってどうなるか。状態が良ければもちろん休むつもりはない。今は何も言えない感じ」と話した。 左脇腹は昨年キャンプで痛めた箇所だけに症状が心配される。今季は右脇腹痛で23試合欠場している。「(以前も脇腹を痛め)初めてやった時はこういう状況の中で、分からない中でやって、ケガをして長引いたことがあった。そういった意味では、早い段階で気づけたので良かったかなと思う」と淡々と話していた。
報知新聞社