ジョニー・デップ監督作『モディ』サン・セバスティアン国際映画祭でお披露目
ジョニー・デップが『ブレイブ』(1997)以来久しぶりにメガホンを取る『Modi ―Three Days on the Wings of Madness(原題)』が、来月開催されるサン・セバスティアン国際映画祭でお披露目されることが分かった。同映画祭の非コンペティション部門に出品されるそうだ。 【写真】ジョニデがルイ15世に!『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』フォトギャラリー Varietyによると、『Modi ―Three Days on the Wings of Madness(原題)』は、第一次大戦で荒廃したパリを舞台に、バーや街中で繰り広げられるカオスな72時間を描く「アートと愛、拒絶の物語」。リッカルド・スカマルチョがイタリアの有名画家アメデオ・モディリアーニを演じ、他にスティーヴン・グレアム、アル・パチーノ、アントニア・デスプラらが出演する。 アンバー・ハードとの泥沼裁判の後、マイウェン監督の『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』に出演し、カンヌ国際映画祭にカムバックを果たしたジョニーにとって、騒動以来初のメジャー作品となる。ベネチア国際映画祭でお披露目するとの噂があったが、見送られたようだ。 ジョニーは1月に発表した声明で、本作の制作について「信じがたいほど充実感があり、変革的な体験だった」とコメント。「キャストやスタッフ、プロデューサー全員のゆるぎない献身と創造性に心からの感謝したい。本作制作を依頼してくれたアル……パチーノのオファーを断ることなどありえない。本作に惜しみない才能を注ぎこみ、献身してくれた事に、心から感謝します。『Modi』はインディペンデント映画のコラボレーションの精神を体現した作品です。この、他に類を見ない感動的な物語を世界にお披露目することを心から嬉しく思います」と述べていた。