だまされたふり作戦 警察官などになりすました詐欺未遂事件「受け子」か 東京で男を逮捕 18歳少年と判明 福島・会津若松市
警察官などになりすまして福島県会津若松市の女性から現金をだましとろうとした疑いで東京都で18歳の少年が逮捕されました。 詐欺未遂の疑いで22日に東京都足立区で現行犯逮捕されたのは18歳の少年です。 警察によりますと10月9日ごろから、福島県会津若松市の70代女性の家に総務省職員や警察官を名乗る電話があり 「あなたの電話から迷惑メールが出されている」 「あなたから携帯の名義を1憶円で買ったという犯人を捕まえて取り調べている」 「あなたが持っているお金をすべて確認する必要がある」 「毎日、現金を引き下ろしてください」などと話し、 東京都内のアパートに現金2000万円を宅配便で送付するよう指示がありました。 女性は報道で同様の詐欺事件があることを知り、不審に思い警察に相談しました。 相談を受けた福島県警は警視庁特殊詐欺連合捜査班の応援を受けて「だまされたふり」作戦を実施、22日夜に女性が送付した荷物を受け取っ男を詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕しました。 その後の捜査で男は18歳の少年と判明しました。少年は当初、調べに対して黙秘していましたが、警察は少年の認否について明らかにしていません。 警察は少年が「受け子」の役割で、共犯者がいるとみて捜査を進めています。
テレビユー福島