山本由伸「いいボールはすごく増えている」手応えありの4回無失点で大谷と“グータッチ” 味方の好守備には感謝
◇MLBドジャース9-0ブレーブス(日本時間17日、トゥルイスト・パーク) ドジャースの山本由伸投手が日本時間17日、敵地でのブレーブス戦に先発登板。4回を無失点の投球で「登板を重ねるごとにしっかり自分のボールが投げられる回数が増えている」と手応えを口にしました。 【画像】4回無失点で雄たけびを上げる山本由伸投手 山本投手は毎回得点圏にランナーを背負いますが、粘り強い投球で無失点ピッチング。「守備にも助けられながら、何とか無失点で切り抜けられたので、試合としてはいい投球だった」と振り返ります。 3回はノーアウト1塁から長打を打たれましたが、センターのトミー・エドマン選手、二塁手キケ・ヘルナンデス選手、捕手ウィル・スミス選手へと、そつのない中継プレーでタッチアウト。山本投手は「もう、本当に完璧なバックホームが来たので、あれより良い球がないぐらいの素晴らしいプレーだった」と仲間に感謝を込めました。 75球という球数制限がある中、4回まで72球を投げ無失点。試合中には大谷翔平選手とグータッチをみせるシーンもありました。ケガから復帰2度目のマウンドに「いいボールはすごく増えていると思いますし、やっぱり登板を重ねるごとにしっかり自分のボールが投げられる回数が増えているかなとは思います」と手応えを口にしました。 この日は大谷選手も2打点をあげるなど、9-0でブレーブスに快勝。また一歩、地区優勝へ歩みを進めます。 一方でドジャースは、先発投手に故障者が出て離脱者もいる状況。今後先発としてさらなる活躍が期待される山本投手は、「チームメイトの皆さんがここまで戦って、今首位にいる。僕が復帰できましたし、みんなでシーズンはやっぱ長いので、いろんなことがありますし、全員で戦って行ければ」と力を込めました。