【巨人】「夢かと思いました」秋広優人に“濃密な時間” 松井&阿部&二岡のレジェンド指導
◇プロ野球巨人春季キャンプ(10日、宮崎) 昨季10本塁打を放った期待の若手4年目の秋広優人選手は、午後に打撃練習。この日から臨時コーチとしてキャンプに参加しているOB松井秀喜氏からつきっきりでの指導。最後のティー打撃では、45分間にわたっての熱のこもったアドバイスを受け、秋広選手もアドバイスを確かめるように一球一球丁寧にバットを振り込みました。 【画像】秋広優人選手のバットを持って打撃指導する松井秀喜さん この濃密な時間となった練習を振り返った秋広選手は「後ろ見たら阿部さんがいて、前見たら二岡さんいて、横見たら松井さんいて、夢かと思いました(笑)」と光景に驚き。阿部慎之助監督、二岡智宏ヘッド、松井秀喜臨時コーチ、3人の巨人レジェンドに囲まれた練習に喜びを感じていました。 身長200センチと恵まれた体格が秋広選手の特長のひとつ。松井氏からのアドバイスについて聞かれると「大きいなりの欠点だったりを、メジャーリーグの自分と同じくらいの身長の選手と比較してくださった」と、身長の高い選手ならではの打撃課題を指摘してもらったとのこと。 また克服には「ジャッジ選手の昔の打ち方と今の打ち方で差があったという話をしてもらいました。そういうことがつながる部分があるなということで伝えて頂いた」と、松井氏の現役時代と同じヤンキースに所属するスーパースター、アーロン・ジャッジ選手の打撃フォームの話に。現役メジャーリーガーを例に挙げ、松井氏の視点からのアドバイスを受けました。 秋広選手は「まだちょっと難しいという感じはあるんですけど、自分で練習していって自分のものにできるようにやっていきたいなと思います」と課題克服を決意。 翌11日からは紅白戦が開始。「チームも新しく変わろうとしている中で、1からアピールしなければいけない立場。実戦でしっかりアピールして開幕1軍を目指したい」と話しています。