【MLB】 パドレスが苦手のロッキーズに敗北 首位ドジャースと3ゲーム差 松井は無失点リリーフ
【パドレス3-7ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間8月17日、今日から始まったパドレスとロッキーズの3連戦初戦は、ロッキーズに軍配が上がった。パドレス先発マット・ウォルドロンの立ち上がりを攻め、2回までに6得点。先発のカル・クオントリルも5回3失点と試合を作り、パドレスを7対3で退けた。ロッキーズ先発クオントリルに8勝目(8敗)、パドレス先発のウォルドロンに10敗目(7勝)が付いた。パドレスの松井裕樹が2番手として登板し、1.1回を無失点に抑えている。 【動画】ロッキーズ・ロジャースの3ラン ロッキーズは初回、5番ブレンダン・ロジャースの10号3ランなどで4点を先制。さらに2回にも1番チャーリー・ブラックモンの8号2ランで2点を追加した。パドレス先発のクオントリルは金河成(キム・ハソン)とザンダー・ボガーツに浴びた2本塁打のみに失点を抑え、引き継いだブルペン陣も好投。6回から9回までを無失点に抑える好リリーフで、7対3と逃げ切ることに成功した。 パドレスの松井は2番手として4点ビハインドの6回二死1塁から登板。先頭に安打を許したが、続く打者を高めの4シームで空振り三振に抑えた。7回のマウンドも任されると、今度は三者凡退で退ける好投。松井はチームトップとなる54登板目をこなし、防御率は3.44としている。直近2登板では自責点を許していたが、今日は3登板ぶりに無失点。7月上旬から14登板連続で四球を与えていない。 パドレスと同じくダイヤモンドバックスも敗れた一方、首位ドジャースが勝利したため、首位ドジャースと2位ダイヤモンドバックス、パドレスのゲーム差は3に広がった。33の借金を抱えるロッキーズは、パドレスにとっては格下のはずだが、今季の直接対決は4勝7敗と苦戦中。逆転地区優勝のためにも残り2試合、取りこぼしは避けたいところだ。