“球界のレジェンド”古田敦也さん参加のビジネスが注目 肖像権で企業と若手を支援【WBS】
実際に、レジェンドアスリートの画像を活用する企業の一つが「ウィルプレイス」です。 「私どもでは、バトミントン選手の潮田玲子さんを活用させていただいている」(「ウィルプレイス」田中潤社長) チラシに起用したのは2008年の北京オリンピック、バドミントンの女子ダブルスで入賞した潮田さん。ウィルプレイスは引っ越しをする人が、電気、水道、インターネットなどの手続きをサポートするサービスを展開。こうしたチラシやパンフレットを提携する約500社の不動産仲介店などで客に渡すために作っています。 「入居者は一体どこの会社なんだと、不安感は結構あったと思う。当社の信頼性や安心性をつくり出したい」(田中社長) さらに田中社長にはもう一つの思いがあります。田中さん自身、34歳までプロボクサーとして活動。若手アスリートの環境整備に貢献したいと話します。 「私たちのブランディングもでき、いろいろな競技のアスリートたちが、この支援の一部を受け取って、活動費として使っていただけるのは、私たちにとってもすごく理想な貢献なんじゃないか」(田中社長) このビジネスを手がけるアスリーボの金沢さんが目指すものとは? 「まずは5年後に500社、10年後には1000社いくと。毎年6億円近くを未来のアスリートの活動費として届けられる。アスリート界のインフラになれれば」(金沢社長) 「アスタッグ」は50万円を払えばどの企業でも肖像を使えるわけではなく、アスリーボと外部機関がどういった企業かをチェックをしています。またレジェンドアスリート自身がイメージにそぐわないと判断した企業は断る場合もあります。 ※ワールドビジネスサテライト