第94回選抜高校野球 日大三島に選抜旗 主将「指導者や両親のおかげ」 /静岡
<センバツ高校野球> 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に東海地区代表として出場する日大三島に21日、センバツ旗が授与された。加藤大登主将(2年)は「自分たちの力だけでなく、指導者や両親のおかげでここまで来られた。学校の代表として全力でプレーする」と意気込んだ。 授与式は校内の多目的ホールで行われた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、式は校内にライブ配信され、1・2年の生徒ら計1200人ほどが別の教室で見守った。スクールカラーである緋色(ひいろ)のセンバツ旗が、銅崎順子・毎日新聞静岡支局長から井上雅晴教頭に手渡され、加藤主将がチームを代表して受け取った。 県高野連の高橋和秀会長は、逆転勝ちを重ねた2021年秋の粘り強い戦いぶりを評価。「全国でも上位を狙えると確信している。十分に力を発揮し、頂点を目指してほしい」と激励した。大会は3月18日に阪神甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選会は4日にある。【深野麟之介】