森崎ウィン、瀧内公美、酒向芳ら『クジャクのダンス、誰が見た?』新キャスト12名発表
2025年1月24日からTBS系で放送がスタートする広瀬すず主演ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』に森崎ウィン、瀧内公美、絃瀬聡一、野村康太、清乃あさ姫、斉藤優(パラシュート部隊)、酒井敏也、酒向芳、藤本隆宏、西田尚美、仙道敦子、原日出子が出演することが発表された。 【写真】森崎ウィン、インタビュー撮り下ろしカット 本作は、「このマンガがすごい!2024」にもランクインした浅見理都の同名漫画を実写化するヒューマンクライムサスペンス。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫っていく。 原作者の浅見にとって、『イチケイのカラス』以来2作目の漫画連載にして2作目のドラマ化作品となる。脚本は、TBS日曜劇場『半沢直樹』(2020年)やNetflixシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』(2023年)などの金沢知樹が手がける。 主人公・心麦を広瀬、心麦とバディを組み、事件の真相を追う弁護士・松風義輝役に松山ケンイチ、心麦の父・山下春生役にリリー・フランキー、 心麦の運命を左右する週刊誌記者・神井孝役に磯村勇斗が決定している。 森崎が演じるのは、松風(松山ケンイチ)の弁護士事務所の共同経営者・波佐見幸信。松風とは小学生時代からの幼なじみ。理屈っぽく友人も少なかった松風の“陰”の部分を明るく照らして支えてきた一番の理解者である波佐見は、残酷な真実に直面して心細さを抱える心麦(広瀬すず)のことも、穏やかな空気感で和ませ、支えていく。 瀧内が演じるのは、検事・阿南由紀。重大事件を警察の捜査本部とともに捜査する検察庁“本部係”の女性初の検事である阿南は、優秀で効率重視、時に「警察は無能」とも言い放つ容赦のない人物だ。春生(リリー・フランキー)の放火殺人事件も担当しており、調べを進める中で心麦とも関わっていく。 酒井が演じるのは、心麦と春生が通う屋台ラーメン店の店主・染田進役。ある過去を抱えており、救ってくれた春生のことを恩人と慕っている。クリスマスイブの夜、殺される直前の春生に最後に会った人物で、その際に春生から心麦宛の手紙を預かっている。 酒向が演じるのは、22年前に起こった一家惨殺事件の犯人として逮捕された死刑囚・遠藤力郎。当時植木職人として出入りしていた邸宅で資産家一家六人を殺害したとして逮捕され、やがて罪を自白。裁判中に一転して容疑を否認するも、最高裁で死刑判決を受けて現在も服役中だ。はたして彼は本当に凶悪な殺人犯なのか、それとも……。 藤本が演じるのは、亡くなった心麦の父・春生の捜査一課時代の部下・赤沢正。手荒な真似をしてでも被疑者の口を割らせてきた古いタイプの刑事の赤沢は、尊敬する春生を殺した犯人を絶対に逃さないと心に誓い、最前線で捜査を担当。そして22年前に春生とともに担当した一家惨殺事件の犯人の息子を春生殺害犯と見立てるが……。 西田が演じるのは、赤沢の妻・赤沢京子。世話好きで料理上手な京子は、赤沢のこともよき妻として献身的に支えてきた。山下家とは家族ぐるみの付き合いで、心麦のことも幼い頃から娘同然にかわいがってきた。赤沢とともに春生を亡くしたばかりの心麦のことを気にかけている。 絃瀬が演じるのは、捜査一課の若手刑事・秋貞隆雄。赤沢の部下として常に行動をともにし、春生の放火殺人事件も担当する。赤沢に認められたい一心で手足となって働いており、若手ながら赤沢の信頼を得る。 パラシュート部隊の斉藤が演じるのは、春生の放火殺人事件を担当する東賀山署の刑事・西陣誠。同じく事件を担当している捜査一課の刑事・赤沢正と若手刑事・秋貞隆雄と行動をともにし、中間管理職的な立ち位置から冷静な目で見て捜査状況を整理する役回り。 仙道が演じるのは、心麦の母・山下静香。心麦と春生のことが大好きな優しい母だったが、心麦が小学校一年生の時に病気で亡くなってしまう。 原が演じるのは、心麦の伯母で春生の姉・木村夏美。心麦にとって最も近い親戚だが、その上品さのウラに打算があり、心を許せる相手ではない。まだ学生の心麦に代わり春生の財産の管理を買って出る。 野村が演じるのは、事件を追う刑事・赤沢正の息子・赤沢守。父と同じ警察官だが、どこか冷めた目線から警察組織を批判する今時の価値観の持ち主。心麦のことは幼い頃から知っており、昔は家族ぐるみで行事ごとを一緒に過ごしていたが、最近はご無沙汰気味のよう。 清乃が演じるのは、心麦の小学校時代からの友人で、同じ大学の法学部に通う学生・ありさ。春生のことも昔から知っており、春生の死を機に学校を休学する心麦のことも気にかける。実は人知れず、ある後悔を抱えている。 また、本作の主題歌がAdoの新曲「エルフ」に決定。 本楽曲は音楽家のてにをはが作詞・作曲を担当している。 コメント Ado(主題歌) 主題歌「エルフ」は、私の楽曲では「ギラギラ」や「永遠のあくる日」でおなじみの、てにをはさんに書き下ろしていただきました。 エルフという果てしなく長い寿命を孤独に生きるひとりぼっちの存在。 それは父親が遺した手紙を頼りに果てしなく長い戦いの旅に出る中で、自分自身と周りの疑心、色んな葛藤と苦悩を乗り越える、主人公・心麦ちゃんの姿と重なる部分がありました。 その中で私は痛みや苦しみ、それでも光が射すと信じている心、そんな人間にとっての痛みとなる部分を表現し、この楽曲を通して強いエネルギーを皆様に届けられればと思います。 そして心麦ちゃんと同じようにさまざまな苦悩や葛藤、心情を抱えている方にぜひ聴いていただけたら嬉しいです。 ぜひ『クジャクのダンス、誰が見た?』と一緒に「エルフ」もたくさんお楽しみください。 広瀬すず(山下心麦役) いま、現場の合間に聴いています。 日々、戦いながら撮影しております。 (主題歌を)聴き終わった後、何とも言えなくて、エルフと書いて、心麦と読むのか? と思ってしまったほどです。 Adoさんの叫びに心がズキンと痛みました。 泣きたくなりました。 一人ぼっちと感じるシーンが多い中、味方でいてくれる叫びでした。 心麦の道しるべです。 撮影中も、迷ったら、この歌を聴くと思います。 そして、今までのAdoさんの印象とはまた全然違って、すごい、、、の一言です。笑 今は、なんだか心が救われた気分です。 めちゃくちゃに、、、、最高の主題歌だ。
リアルサウンド編集部