芳賀兄弟に横山尚太が加入。NITRO WORK NAVI OGURA CLUTCHが2024年のチーム体制発表/全日本ロード
長年、国内外でトップライダーとして活躍した芳賀紀行が率いるNITRO RACINGが2024年シーズンのチーム体制を明らかにした。昨年に引き続き、全日本ロードレース選手権シリーズJSB1000クラスに芳賀瑛大を、ST600クラスに芳賀涼大を走らせ、新たに横山尚太が加わりST1000クラスに参戦することになった。 【写真】2023全日本ロード:横山尚太(OGURA CLUTCH ORC with RIDE IN) 横山が昨年走っていたOGURA CLUTCH ORC with RIDE INの活動休止に伴い、移籍先を探していたところNITRO RACINGと話しがまとまった。また、小倉クラッチとNITRO RACINGがコラボレーションすることにもなり、チーム名もNITRO WORK NAVI OGURA CLUTCHとなった。 芳賀瑛大は「2022年にST1000クラス、2023年はJSB1000クラスに参戦し、今年は1000ccで3年目のシーズンとなるので、しっかり結果を残していきたいですね。今シーズンのJSB1000クラスは、さらに激戦になりそうなので甘くはないのは分かっています。マシンを早く自分のものにして、開幕戦から、いいレースができるように頑張っていきます」とコメント。 芳賀涼大は「今シーズンもST600クラスに参戦させていただけることを感謝いたします。昨年は、上位を走ることもでき、違う世界を見ることができましたが結果を残すことができませんでした。勝つチャンスはありましたし、手の届くところまで来ているので、今シーズンこそ結果にこだわり、表彰台はもちろん、チャンピオンを狙える走りをしないといけないと思っています。将来的にはJSB1000クラスを走りたいので、今年がST600クラスで最後のシーズンと位置付けて全力を尽くします。そしてチャンピオンになった姿を父に見せたいですね」とコメントした。 「チームも変わり、気持ちも新たに2024年シーズンに挑みます。いい体制で走らせていただけるので、去年を上回ることはもちろん、毎戦入賞を狙っていきたいです。引き続きサポートしていただける小倉クラッチ様、チーム代表の芳賀監督には感謝しかありません。このチームで、どこまでいけるか自分自身も楽しみです」と新加入の横山。横山のチーム名は、OGURACRUTCH+NITRO RACINGとなる予定だ。 [オートスポーツweb 2024年02月11日]
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