幻想的かがり火の中、優美な舞 秋田・西馬音内の盆踊
日本三大盆踊りの一つで国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の「西馬音内の盆踊」が16日、秋田県羽後町で始まった。幻想的なかがり火の明かりの下、踊り手たちがしなやかに舞い観客を魅了した。18日まで。 踊り衣装をまとった男女が、黒い頭巾や半月形の編みがさで顔を隠して踊るのが特徴。700年以上の歴史があり、豊作祈願や死者への供養が込められているとされる。 岐阜県の郡上踊や徳島県の阿波おどりと並び、日本三大盆踊りとしても有名。2022年、24都府県41件の民俗芸能「風流踊」の一つとして無形文化遺産に登録された。