【60歳代】貯蓄額3000万円以上ある羨ましい世帯は何パーセントいる?
【60歳代・二人以上世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか
次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。 ●【60歳代・二人以上世帯】の貯蓄3000万円以上の割合 ・25.6% ●【60歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値 ・平均:2317万円 ・中央値:1270万円 貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄3000万円以上は25.6%。 平均は2000万円を超え、中央値は1000万円を超えました。
【60歳代】老後の年金収入はひと月いくら?
では、今の60歳代は年金をいくら受給しているのでしょうか。年金額は毎年度改定されます。 厚生労働省より公表された、2024年度最新の年金額の例を見てみましょう。 ●2024年度の年金額の例(国民年金と厚生年金)月額 ・国民年金(満額):6万8000円(+1750円) ・厚生年金※:23万483円(+6001円) ※平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43万9000円)で 40年間就業した場合、受け取り始める「老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額)」。 厚生年金はモデル夫婦となっており、1人分にすると16万2483円です。 また、厚生労働省の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、60歳代が実際に受給している年金額は次のとおりです。 ●60歳代の厚生年金額 ・60歳:9万4853円 ・61歳:9万1675円 ・62歳:6万1942円 ・63歳:6万4514円 ・64歳:7万9536円 ・65歳:14万3504円 ・66歳:14万6891円 ・67歳:14万5757円 ・68歳:14万3898円 ・69歳:14万1881円 ※65歳未満の厚生年金保険(第1号)の受給権者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、主に定額部分のない、報酬比例部分のみの者となっています。 ●60歳代の国民年金額 ・60歳:4万2616円 ・61歳:4万1420円 ・62歳:4万3513円 ・63歳:4万3711円 ・64歳:4万4352円 ・65歳:5万8070円 ・66歳:5万8012円 ・67歳:5万7924円 ・68歳:5万7722円 ・69歳:5万7515円 ※65歳未満の国民年金の受給権者は、繰上げ支給を選択した者となっています。