鳥しき、鮨さいとうなど“新規予約困難”の名店がフェスに出店 「世界に発信できれば」
日テレNEWS
音楽、食、酒、祭りを通して日本の文化を世界に発信するフェス『SAMRISE Festival』が9日、さいたまスーパーアリーナで開催されました。FOOD&BARエリアには、“新規予約困難”と言われる名店が名を連ねています。
■新規予約困難店『鳥しき』
その一つが、焼き鳥店の『鳥しき』です。2か月先まで予約を受け付けているといいますが、予約開始からすぐに一杯になってしまうという人気店です。備長炭を使った“近火の強火”で、素材の味を極限まで引き出した焼き鳥や、親子丼などこだわりの一品を提供しています。
「こういった大きなイベントに出店させていただくのは初めてです」と話す『鳥しき』の池川義輝さんは、海外からの客にも目を向けているといい「海外の方は僕ら(職人)のことをアーティストと捉えていて、僕も(海外に)イベントに行くとスタンディングが起きるくらい。一つ一つ鳥をさばいてという僕らが当たり前の仕事が、海外の方にとっては日本人ならではの仕事と捉えていただくので、海外に行けば行くほど焼き鳥って、すごい日本の食文化だと思った。それをまだまだ伝え切れていない部分でもあるので、今回のフェスを通じて世界に発信できればなと思っております」とフェスへの思いを語りました。
■フェスでも“鳥を焼き上げる香り”を表現
今回、『鳥しき』では店舗で提供している備長炭で焼き上げる焼き鳥の香りを、手軽に楽しめるようにと考案された『⿃しきブラックチキンバーガー』などを提供します。 池川さんは「焼き鳥屋でも炭というものを非常に重要視しているんですが、なかなかフェスの場所で炭が使えなかった。ただ、炭の薫香を炭がなくてでもどう表現するのかというのが、今回の課題でもあり楽しみでもあった」と、説明しました。 鳥しきのメニューを楽しんだ、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのファンは「おいしいです」と笑顔を見せ、ロックバンド・sumikaのファンは「ほかにもたくさんおいしそうなものがあって、今回は鳥しきを選びました。お得ですよね」と語りました。