長時間フライトを快適に。機内用バッグに何入れる?
機内に持ち込む荷物は必要最小限だからこそ、長時間のフライトを快適に過ごすためのアイデアがぎゅっと詰まっている。経験から導かれた3名のエッセンシャルズとは?
ワイン畑に心を躍らせ 本を読んではメモをとる
「wineshop lulu」 店主 江本真亜耶さん 江本さんの旅行はもっぱら海外のワイナリー巡り。お土産でボトルをもらうことも多く、両手が空けられる〈MITTAN〉のリュック(1)は「Roundabout」で購入。バッグインバッグで、デンマークのテキスタイルアーティスト、〈MITTAN〉のリュック(1)も。
日本ワイン醸造家の始祖・麻井宇介の『ワインづくりの思想』(4)は「20年以上前に発行された本だけど、今こそ読むべき名作」。気持ちを休める時は吉本ばなな(3)の温かな文章に触れる。これで機内から気持ちを上げるのがルーティン。メガネ(5)は恵比寿の「groom」で。スマホでメモはしない派。旅中はペンをとる機会が増えるとか。消耗品と捉える手帳(6)は、気軽に買い替えられるものを購入。
蚤の市で買ったナイロン製のポーチ①はマチが広くて何かと便利。化粧水、クリーム、美容液の3点セット②は〈キールズ〉の試供品で極小サイズ。「職業柄、いつもは使えない香り系のアイテムは旅の楽しみ」。オーストリアの老舗アポセカリー 〈SAINT CHARLES〉のアルコールスプレー③はウッディな香り。〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉のポプリ④はフィレンツェの本店で購入。 --------------------- 江本真亜耶「wineshop lulu」 店主 えもと・まあや>> 1990年生まれ。ワインインポーターなどの職を経て、2023年に学芸大学に同店をオープン。Instagram→ @wineshop_lulu
オンラインの古着店「GREENY」を営む堀内さんは年に3~4回、2週間ほどアメリカに買い付けへ。費用を安く抑えるためファストフードしか食べないそうで、ビタミン剤(5)は必須。13時間以上のフライトを快適に過ごすべく、機能を備えたお気に入りを身につける。フーディはLAのボディブランド〈ポート&カンパニー〉で、着脱のしやすいジップ付き(2)。機内用スリッパ(3)は、NFLの「グリーンベイ・パッカーズ」のグッズ。〈リーボック〉製の分厚いソールははき心地が最高だそう。財布は日本でも使う〈ポーター〉(4)と、前回の渡米時に余った硬貨を入れる〈PUEBCO〉の小銭入れ(6)の2つ持ち。