サザンオールスターズが25年に全国ツアー、50万人超動員見込み「THANK YOU SO MUCH」
サザンオールスターズが25年1~5月に、5大ドームを含む大規模全国ツアー(13カ所26公演)を行うことが12日、分かった。16作目のオリジナルアルバムは同3月発売が決まり、アルバム、ツアータイトル「THANK YOU SO MUCH」も発表された(ツアータイトルには「!!」あり)。 【写真】サザンオールスターズ全国ツアーのキービジュアル アルバム、ツアー発表に際し、メンバー一同から「この言葉に想いを込めて。『THANK YOU SO MUCH』 サザンオールスターズ」のコメントが寄せられた。 全国ツアーは1月11~12日の石川県からスタートする。震災、豪雨被害に見舞われた同県に思いを寄せ、音楽で明るい話題を届けたいというメンバーの思いがあったという。4月上旬までアリーナ公演、4月中旬からドーム公演が始まり、5月の東京ドームまで駆け抜ける。40公演行った92~93年のツアー「歌う日本シリーズ」以来の最多公演数で、50万人を超える動員が見込まれる。 平均年齢68・6歳(ツアー開始時)での5大ドームでの公演は、グループでは史上“最年長”。19年に埼玉・メットライフドーム(現ベルーナドーム)を含めた6大ドームで公演を行った時の平均年齢63歳の最年長記録を自ら更新する。 また、アルバム制作は大詰めに入っている。当初、年内発売を目指していたが、仕上がりを突き詰めているという。桑田佳祐(68)は9日放送のTOKYO FM系「桑田佳祐のやさしい夜遊び」で「全曲のリズムどりと歌入れが終わりました」。新たにレコーディングした楽曲や、「盆ギリ恋歌」「歌えニッポンの空」「Relay~杜の詩」などの細かい調整をしていることも明かし、収録曲への期待も高まる。 活動47年目に突入した今年も精力的に活動した。「恋のブギウギナイト」「ジャンヌ・ダルクによろしく」の配信リリース、最後の夏フェスとして「ROCK IN JAPAN FESTIVAL in HITACHINAKA」で熱いステージを見せた。12月には同フェスライブビューイングのアンコール上映も決まっている。