「頑張らないといけないんです」24歳新鋭レーサーが“稼ぎたい理由”明かす/ミッドナイト競輪
松阪競輪場のミッドナイト「ウィンチケットミッドナイト競輪(F2)」が30日に開幕。6RのA級初日特選に出場する棚瀬義大(24歳・岐阜=123期)に話を聞いた。 今シリーズのシリーズリーダー棚瀬義大は、期末のレインボーカップ出場と、来期のS級昇格を決めているA級屈指の機動型だ。長い距離を踏めるのが持ち味で、「残りの距離に関係なく、詰まったところで仕掛けることを徹底しています」と勝負所を逃さず安定した成績を収めている。 そんな棚瀬は今回「賞金を稼ぎたいので頑張ります(笑)」と意気込んでいる。というのも、直前に超高級車を納車したようで「毎月のローンがすごい額なんです。しかも燃費もめちゃくちゃ悪くて(苦笑)。ハイオクでリッター4キロくらい。ヤバいですよね(苦笑)。だから頑張らないといけないんです」。 ほんわかした雰囲気の持ち主で、今まではどちらかといえば無欲で走っていた印象だが、これからは「賞金を稼ぐ」という目的を持ってレースに臨むことになりそう。モチベーションが上がったことで、さらに成績もアップするかもしれない。(netkeirin特派員)